[畳バッグ作り]オリジナルの畳バッグ作り｜徳千代畳店 | 兵庫にて畳の専門店として魅力や種類など様々な情報を発信してまいります

こんばんは

徳千代畳店3代目店主の中井です。

畳の仕事が終わったら「畳バッグ」作り。

マグネットで開閉するバッグですが、そのマグネットを縫いつけていきます。

構造上手縫いでの縫製作業。

いくら考えてもこの形にマグネットを取り付けようとすればミシンでは縫えません。

よって、手縫い。

手縫い作業はミシンとは違い、先に穴を開けてから糸を通していきます。

蝋引きされた少し太めの糸を使い一針一針縫いあげます。

続いて、マチ部分を取り付け。

通常のマチとは違い、マチ帯を先に縫いつけてからの作業です。

このマチ帯をつけるとマチがカバンの中に入り込まない構造になり、カバンが広く使えます。

畳表を使ったカバンに適したマチですね。

しっかりしたマチにすることで、カバン自体ハリが出てキレイなフォルムになるんです。

ざっくりと縫って、あとは外装に革を巻く作業で完成です。

でもやはりカバンは一つ一つ作ると時間がかかります。

楽しいんですけどね。

作業工程がいくつもあり、その都度やることが変わるので作業準備の時間がかなりロスになってしまうんです。

ひとりで作るにしても一気に同じ種類の鞄を10個ほど作るとだいぶ違うのでしょうけど。

次回は完成品がお披露目できると思います！

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